さくら日和
モギさんとは、CDショップのバイトで知り合った。
1つ上の先輩。
先輩なのに、おどろくほど不器用で私が助けてあげることもしばしば。
この前は、POPを作るのにハサミが上手く使えなくて、私が切ってあげた。
「左利きだからハサミ苦手なんだよね…」とは言ってたけど、いくらなんでも下手すぎ。
でも、そういうところがほっとけなくて、気になってしまう。
そんなモギさんが、大学ではバンドサークルに所属しているというから驚いた。しかもドラム。
「ドラムって、手とか足とか使って一定のリズムとるんだよ?モギさんできるの?」
とちょっとバカにして言ったら
「僕結構できるんですよー。見に来る?」
とお誘いを受けてしまった。
願ってもないチャンスの到来に面食らってしまい、しばらくフリーズしてしまった。
「え!あ、うん!!」
もちろん行くに決まってる!
1つ上の先輩。
先輩なのに、おどろくほど不器用で私が助けてあげることもしばしば。
この前は、POPを作るのにハサミが上手く使えなくて、私が切ってあげた。
「左利きだからハサミ苦手なんだよね…」とは言ってたけど、いくらなんでも下手すぎ。
でも、そういうところがほっとけなくて、気になってしまう。
そんなモギさんが、大学ではバンドサークルに所属しているというから驚いた。しかもドラム。
「ドラムって、手とか足とか使って一定のリズムとるんだよ?モギさんできるの?」
とちょっとバカにして言ったら
「僕結構できるんですよー。見に来る?」
とお誘いを受けてしまった。
願ってもないチャンスの到来に面食らってしまい、しばらくフリーズしてしまった。
「え!あ、うん!!」
もちろん行くに決まってる!