★あっぷる姫と王子様☆
「あっそれより課題!!やらなきゃ!」


『あぁ…そうだな。』
忘れてた。

…………カチっカチ…


静かな図書室には時計の音だけが鳴っていた。



「カイ終わった?」
李子が終わったみたいだ。
『あ~…あと少し。』


「ぢゃあ私終わったから先提出してくるね♪」


そのまま李子は帰るのか…?


何だかまだ一緒にいたかった。

『李子!』

図書室を出ていこうとした李子をとめた。

「ん?何?」
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