運命の黒い糸

夜の海

〜ミリ〜
友達だったんだ。
アタシの中では…。
彼女がいるから恋愛対象になるなんて思ってなかったんだ。だから、大丈夫だと思ってた。
でも、その考えは甘かった。
二人で出掛けた時点で手遅れだったんだ。
いつしかアタシの気持ちは大きくなり、自分でもどぅしようもない所まできてしまっていた。
全ては“夜の海”へ行った日から始まったんだ。
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