運命の黒い糸
アタシも一樹も無言になった。
只ひたすらバイクを走らせ続けた。



数十分後…



『着いたょ!!』

一樹は突然バイクを停めた。

着いた場所はイルミネーションの有名な場所だった。

『うわぁーキレイ!!スゴい!!』

アタシは複雑な感情を忘れ大興奮。

『ミリがイルミネーション好きだって言ってたから、どうしても連れて来たかった。少し早いけどクリスマスを一緒に過ごしたかったんだ』

『今日のぉ誘いってクリスマスの誘いだったの?』

『あたりめぇだろ!!他に何があるんだよ…』

『ありがとぅ…今までで一番最高のクリスマスだょ』


一樹はクリスマスを一緒に過ごしてくれたんだ。2日早いクリスマスだったけど。
一樹なりに一生懸命考えてくれてた。
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