運命の黒い糸
とりあえずアタシ達は待つ為に名前を書いた。
アタシは、ふと目に留まった名前があった。


それは一樹と同じ名字。別に同じ名字の人なんて沢山いるんだから気にする必要なんてない。気にするだけ無駄だよ。
アタシは自分に言い聞かせた。
だけど嫌な予感は消え去らなかった。


“中村 2名”


一樹が彼女と来てたりして…そんな予感で一杯だった。
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