†嬢王さまとヤンキーさま†

あー!!!

「クラスはどこ?」
女王様がイライラした口調で尋ねた。

「ん〜とね…1-C!やった同じクラス!」

真帆が言った。


プッチーン…


何かキレた音が聞こえた…気がした…


「違う!女子がさっきから言ってるやつよ!たしか…えぇと…とっとにかく何か女の子が倒れたって!」

少し混乱ぎみの女王様。

翼君の名前忘れてるんですね!

さっすが女王様☆


「あぁ…翼って人?」


「そっそう!翼!」

いきなり呼び捨てかい!?

「あった!同じクラス!」


おー!王様と女王様が2人!

でも王様は2人もいらない!!


「ふんっ!私より有名何て有り得ないわっ!」

凄い自信!

「うっ…うん…」

真穂ちゃん若干引いてます!


「見てなさいよ!女の子が失神したくらいでいい気にならないでよ!」

「天下は私のもの!違ったこの世界!宇宙全て私のなんだから!」


いえ…誰の物でもありませんから!


女王様はまだ見ぬ敵に競争心を燃やしているのであった。


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