君じゃないとダメなんだ
*悠×嫉妬
あれから
加藤ゆかり達は
何もしてけーへん。
俺達は平凡な毎日を
過ごしとった。
カズと廊下で喋ってたら
向こうから
祥子と茜がこっちに
向かって来てるんに
気付いた。
茜が先に気付いて
俺らの方に駆け寄った。
祥子も気付いて
少し照れながら来ている。
…めっちゃ可愛い
ボカッ
「いってぇ!何やねん!」
カズに向かって切れる俺。
「目の前で可愛いとか
のろけないで
もらえますかー?」
半笑いで言うてくるカズ。
俺としたことが…
声に出てたんや。