君じゃないとダメなんだ

「アイツが中3の初め頃
俺らは付き合ってた。

アイツは恋愛とか
したことなかったのか
全然知らねぇけど

俺はあの時遊びたかった。

それで
すぐに手ぇ出した。

最後までしてねぇけど。

それで最後まで
アイツはさせねぇから
次の日振ったんだよ。」

バキッ

「てめぇ!」

「もう終わったことじゃ。」

そう言われて

こいつを殴るんが

何か意味あるんか

わからんくなって

掴んでる手を離した。



そんで
祥子を探しに行こうとした。

そんときアキラが

「祥子は俺がもらうからな」

そう俺に言ってきた。

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