君じゃないとダメなんだ
歩いて5分くらい
してから
地元の〇×神社の祭り
が見えてきた。
か…か……帰りたい…。
超心臓バクバク言ってるし。
超顔熱い気がするし。
なんかもう……
わたし変だ。
これ以上足が
前に進まなくて
わたしは近くの
公園のベンチに座った。
…好きとかじゃない。
……だって
喋ったりしてないんだよ??
それなのに…
好きとかは
マジありえなくない!?
多分…
悠のメールテクが
上手いからだもん。
毎日メール
してきたくせに…
なんなのさ〜っもう!!
♪プルルルル プルルルル プルルルル♪
急に携帯が鳴って
慌ててとるわたし。
「もっ…もしもし?」
「………俺やで。わかる?」