君じゃないとダメなんだ

わかる…

に決まってんじゃん。


だってだって

…関西弁だよ?

一瞬にして
また顔が赤くなって
いくのがわかる。

胸が

キューッ

て締め付けられる。

「…悠でしょ♪
どしたの?」

超緊張しすぎて震える体。

ばれないように
答えるわたし。


「今どこおるん?」

「神社の近くの公園…。」

「そこで待ってて!

絶対やで?」

ップ…ツー…ツー…

答える前に切られた電話。

「………超緊張した」

独り言を呟き
ホッとするわたし。


ホッと…

できないじゃん!!!!!


今からここに来んの!?!?


………絶対無理無理無理。

恥ずかしいって……。


てか

こんなキャラ
じゃないんだよ!?!?


こんなの……

初めてだよ。


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