君じゃないとダメなんだ


冗談で言っている
ような顔ではない。

睨みをきかせた目で
わたしをみる。



ゆかりが…悠を?



「え…普通に無理だし…。」


「無理じゃねぇよ。
ゆかりは最近サクと
ずっとメールしてたし
付き合う間際だったんだぞ?」


ゆかりと仲が良い
友達が4人ほど出てきた。

軽く舌打ちをして

わたしを睨むゆかりの友達。



めんどくさいな…


わたしは深くため息をついた。

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