大陸の冒険 アダナレロと天空の島
「本当ね。正俊君これには理由があるんだって。」
「理由?」
「茶色い神殿よりも白い色の方が縁起もいいし、それで大地の島から雰囲気がズレているの。」
確かに暗い色よりは明るい方がなんかみた感じもいい気がするし、人々の心も明るくなるはずだと思う。
「確かに迷路だな。」
後ろからビートズさんの声が聞こえた。
話を急に変えることが得意なのだろうか。
と、僕は心の中で思った。するとみんなも仕方がなく話を迷路の話題に直した。
「どこから行くの?」
僕はみんなに訪ねる。
そこには数多くの扉があった。階段を登った所にもたくさんの扉があり、僕らの足を止める。
「まずは一つずつ行ってみない?」
リームさんが提案する。が、
「みんなで手分けして進んだ方がいいぜ。」
と、ビートズさんがもう反対する。
「二人とも、ケンカはよくないよ。」
僕は二人のケンカを必死に泊めようとするが、リームさんとビートズさんはやめる感じはない。
すると二人は、
「いいよ。俺一人で行くからさ。」
と、ビートズさんは自分勝手に発言するとリームさんも、
「いいわよ!だったら私も一人で行くわ。どっちが早く見つけられるか勝負よ!」
< 111 / 258 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop