大陸の冒険 アダナレロと天空の島

ベットの上に寝転んだ。しかもみんな同時に。
ちょっと苦笑いをした後、大声で笑った。賑やかそうに。僕らは今までの疲れが一気に吹っ飛んだ。まるで魔法のようにきれいサッパリと。
「今頃どうしているのかな？」
ちょっと家族のことが気になった。だって今まで大冒険をしていたから、気にしなかった。だけど今になって、心配になってきた。
今頃、どうなっているのかと…。



「お前は負けたのだ！」
石板を見ないで余裕の表情を見せる。
「なんだと！」
すると誰かが＝＝に話し掛ける。しかも小声で。
「……。」
「大丈夫だ。放っておきな。俺たちはあのまま進めばいいのだから。」
「かしこまりました。」
そう言い、誰かは帰ろうとするが
「おい！部下！」
「なんでしょうか？」
急に呼び出す。
「闇の図書館の見付かたは分かったか？」
「いえ。全く分かりません。」
「そうか…。よしっ、もういいぞ。」
そして＝＝は心の中で
「早く闇の図書館の場所を見つけないと、あれをあいつらに見つかってしまう。だからなんとしても！」
と強く願っている。
「で、なんで勝ちか負けが分かるんだよ！」
勝負の相手が聞いてきた。すると＝＝は