大陸の冒険　アダナレロと天空の島
人間は地球の事なんか気にしていなかったのかな？
平気で地球を汚していたって事になる。
でも、悪気があった訳ではない人も中にはいるはず。
でも、誰だって地球は異常気象が起きるなんて、思わなかったのだろうか？

「なんとかならないんですか？」
僕は言った。
「方法はあるわけではない。ただ、それは今は出来ないのじゃ。」
村長は残念そうに言った。
「今は無理？どういうことですか？」
リームさんが言った。
「異常気象じゃ。それによって暑さが苦手な機械も役立たずじゃ。」
村長は言った。
「た‥‥確に。この暑さじゃ。」
本当の事を言うと、気温は４０℃近くはあるぐらいの暑さだった。これじゃあ、みんなも苦しんでいるはず。
「俺達はなんにも出来ないのか？」
ビートズさんが言った。
僕にとってはあんまりビートズさんが悔しんでいる姿は見たことがなかったし、みんなも見たことがないのか、呆然としていた。
でも、失礼だったから直ぐにやめた。
「まずはサソリを倒しに行こう。」
ビートズさんが言った。
「無理してない？」
僕は心配になってビートズさんに言ったが、
「大丈夫だ！人が困っていたら助ける！」
ビートズさんはその気だ。
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