大陸の冒険 アダナレロと天空の島

僕らもそれに応じ、立ち止まる。
「一体これから何が始まるんだ？」
ビートズさんが言った。
「魔方陣を書き出すんだよ。」
お父さんが言った。僕のせいで、困らせてしまった。でも、許してくれた。でも本当は怒ると怖いけど。
続けてお父さんが話し出した。
「魔方陣にはいろんな組み合わせ、形によって能力や性能も違ってくる。言わば、組み合わせ次第で、いろんな魔法に変化するんだよ。」
「そうなんだ。」
セイミさんが興味しんしんに言った。
「その魔法陣はどんな効果があるの？」
リームさんが言った。
「見た感じだと、魔物を閉じ込める陣だね。」
すると、鋭い目でミスケさんが
「お主、よく分かったな。何者だ？」
「僕のお父さんです。訳あって旅をしていますが。」
僕は行ったけど、
「？。お父さんってどうして詳しいの？」
「忘れたの！お父さんは何年も前にこの世界に連れてこられたんだから！」
セイミさんが言った。
「ねえ、どうしてそんなに詳しいの？」
リームさんが言った。
「そうだぜ。俺たちが知らない事を知ってたけどさ、セイミこそ何者だ？」
ビートズさんが言った。
そう言えば、セイミさんに初めて出会ったときもそうだった