大陸の冒険 アダナレロと天空の島
そんな札を別とし、僕はあるだけの枚数を取り出した。
「よし!」
と、ビートズさんが剣を取り出した。赤い炎が描かれたカッコイイ剣だ。でも、本当に剣が使えるのか不安。性格的に。
「久々。」
セイミさんは杖を取り出した。多分魔法を使うんだと思う。強力な魔法でやっつけちゃうつもりかも。
「何日振りかな?」
リームさんは相変わらずの札を戦略的に使っていく。
僕はあのバイルコードの札を見ていた。
もしかして、この札には何かが隠されているのかも知れない。そう思っていたら、
「来たぞ!」
と、村長のガタリさんが言った。
モンスターは大きく口を開けてる。誰もが驚いていた。牙は長いものが2つどころか、数えきれない数の歯の中、数十本が牙だ。
でも、僕にはあのモンスターが暴れているにはきっと‥‥ううん。そんなはずはない。僕は確信していたけど。
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