大陸の冒険 アダナレロと天空の島
それにこのモンスターは自分で召喚出来るらしい。
「増えても同じ事。さあ、今度はみんなで攻撃しよう!」
突然作戦を変えてきたリームさん。
「結局そうなるのか。」
なんか残念そうに答えるビートズさんと村長のガタナさん。
「でも、この村が壊されるのをじっと見ているのは嫌だし。」
セイミさんが言った。
「村が困っているから、助けてあげるために、今やっている。」
リームさんが言った。
「でも、本当にこのモンスターなの?なんか違う気がして。」
僕は言った。
「そんなことはない。大丈夫。」
「もしかしたら、なんか訳があると思うよ。この島に来た理由とか。」
セイミさんが言った。
「確かに。」
攻撃しながらビートズさんは話してきた。
「でもさ、モンスターが誕生したときに、この島に恨みとかあるとか、悲しい思い出があるとか。」
「そしたら、つじつまが合わないぞ。」
と、お父さん・博史が言ってきた。
「どうして?別に変じゃないと思うけど。」
「実は、住民の話によれば、このモンスターは優しかったそうだ。」
「え?!」
僕たちは驚いた。
「住民の手助けや、荷物運び。でも、自分にとって苦にならなかったそうだ。」
お父さんが言った。
「そうなんだ。でも、どうしてこんな怖い化したんだろう。」
僕はいった。
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