大陸の冒険 アダナレロと天空の島
すると、森の中へと歩いていた僕ら。
「なんだ?あれ!」
お父さんが指を指した方向へ目を合わせると、入口だ。暗い雰囲気の入口。
ボトンドはその入口の手前で止まり、指を指した。
「ここに何があるの?」
僕はボトンドに聞くと、小さな声で僕に、
「全ての‥‥物語‥は‥‥ここ‥に‥‥‥ある。」
て、言った。まるでこの物語は全てボトンドが知ってるみたいに。そんな感じがした。
「全ての物語はここにある。って何があるの?」
僕はボトンドに聞くと、
ゆっくりとこう答えた。
「君、‥‥正俊君‥‥が‥来た‥‥本当の‥‥理由‥があの‥‥入口の‥‥‥向こうに‥‥‥‥ある。」
なぜ僕の名前を知ってるのか。どうして来たことを知ってるのか。もしかしたら、あの入口の向こうに何かがある。
「行こう!あの入口の向こうに!」
僕は言った。
みんなもうなずいた。この先にきっと知らない事がある。
そんなことを考えながら、僕たちはあの入口の向こうヘと歩き出した。
そしたら、図書館に着いた。
「まさか、図書館!?」
僕は驚いた。
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