大陸の冒険　アダナレロと天空の島
それはみんな違った。
しかも、相手のことが書かれている歴史本だった。
僕は肩を落として、残念そうに。
でも、他のみんなは興味が出てきて、嬉しそうに相手の歴史を読もうとしている。
「興味があるわね。こういう内容。」
セイミさんが言った。
「本当じゃ！」
「人の歴史をここで読めるなんて！」
ガタナさんとミスケさんが嬉しそうに言った。
「聞いたことありませんからね」
と、大国軍団の一人が言い、
「リーダーの歴史なんか知らないからね！」
二人目の大国軍団が言った。
「で、本物の本はどこにあるの？」
僕は言った。
「そういえばどこじゃどう？」
ガタナさんが言った。
いつの間にか本当の目的を忘れて、個人的な歴史書で楽しんでいた。結局目的を忘れて、時間がたってしまっていた。
「もしかして、ここなんじゃ・・・。」
ふと、お父さんが話した一言がこの言葉だった。
お父さんが指を指している。方向に僕は目を向けると、隠しルートの本を見つけたが、内容は『過酷道（かこくロード）』のことだった。
僕とお父さんは何の事だか分からなかったが、こっそり読むことにした。
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