大陸の冒険 アダナレロと天空の島
「僕たちはカタロで何をするの?」
僕は聞いてみた。そうするとお父さんが答えてくれた。
「カタロはたくさんの情報の宝庫なんだ。」
「宝庫?」
「そうだ。私たちが知らないことがこの町から情報が来るんだ。」
「なるほど。冒険のための情報収集だね。」
「そう。」
僕達の目的は始めに情報収集、次に船の修理、最後に…。
「あ!思い出した。」
「どうしたんだ?」
「課題だよ!課題!」
僕がそう言ってもみんなピンとこなかった。けど
「なんの?」
リームさんが聞き返してくれた。
「門を過ぎたい場合、何か必要な物がいるんだよね。」
みんな驚きすぐさま走り出す。僕がもし思い出さなかったら、きっと大幅に遠回りしていたかもしれなかった。
「えっと、どこだっけ?看板が立ててあるんでしょ。」
走りながら言うリームさん。
「きっとどこかにあるはずじゃ。」
一生懸命に走る村長が言う。
「頼りにならないな。」
再びリームさんが言う。
「村長。だいたいどの辺ですか?」
僕は冷静に村長に聞いてみた。
「多分じゃが、残橋の近くにあるはずじゃ。」
「残橋か…。急がないと敵に見つかりやすくなるかもしれないな。」
お父さんが真面目に把握していたらしく、
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