大陸の冒険 アダナレロと天空の島
「変だな。こんなことを謂うと村長が飛んでくるはずなんだけど。」
お父さんはそう言った。僕は以外とムカつく言葉を言うんだねと初めて知り、心に思った。
「で、大国軍団はあれから怪しい所はあった?」
「それが良く良く調べたら、あそこ民家じゃなくて美術館らしいの。」
僕は声なしで驚いた。
「美術館?全然見えないんだけど。」
「あれは普通の民家みたいにそっくりだ。」
僕とお父さんが言っている最中に、次の行程が始まっていた。
「今度はなんだろう?」
「まさか、絵を盗むきじゃ…。」
僕たちは急いで大国軍団に近付いていく。


「さあ、この近くに地下室があるんだ。」
「そうだな。地下室には…。」


「近付いて後を追って行かない?」
僕はそう言った。
「そうね。少しは様子をうかがおう。」
リームさんも僕の意見に賛成してくれた。
「何を狙っているのかと、なんのためにここに来たのかということだね。」
お父さんが今気になる事をまとめてくれた。
「そうじゃな。」
後ろにはいなかった村長が小さな声で話しかけてきた。
「うわっ!」
みんなで声を揃えて驚いた。急に声を上げるから皆がビックリした。でも、大国軍団に見つかると悪いから
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