大陸の冒険 アダナレロと天空の島
「正俊君が聞いていた情報を頼りにしましょう。」
とリームさん
「水の山ってあったかな?」
と村長
「もしかしたら小さい小山とかは?それならコーバレがあります。しかし」
とお父さん
「しかし?何?」
僕は聞いた。
「ドキンの森があるんだ。」
「ドキンの森ってどんなところ?」
「昔は大地の島の橋なんだ。けど誰かのイタズラで森になったんだ。」
「橋が森…。」
あまり聞かない変化だ。僕たちはまずコーバレを目指しそれからドキンの森に行くことにした。
「でも火の島の山は?」
僕はあのお婆ちゃんから聞いたことで忘れていた事があった。だから僕は聞いた。
「火の島の山?あれは空間がずれているんだ。本当は離ればなれだけど、元々はくっついているんだ。」
とお父さんが説明してくれた。
話によれば島は離れているけど、空間がずれているからくっついているらしい。だから島は離れているように、見えているみたい。実際は離れているけど。水の島の裏は火の島。火の島の裏は水の島。と言うわけだ。
僕たちはまず水の島のコーバレを目指し、それからドキンの森を目指す事にした。もしもドキンの森を進まなかったら、先へは進めない。だから僕たちは
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