恋愛ごっこ
「気付くのが遅ぇ」
ベッドの端に腰かけて紘翔が言った。
「遅くないし」
紘翔が私のこと好きなんて思えるはずも無かったし。
「俺はずっと前から好きだったんだよ」
「ずっと前っていつよ」
ホントにいつから私のことなんて好きなのよ。
「お前と初めて会った時だ」
初めて会った時って……相当前でしょ?
私たちの両親が初めて私たちを合わせた時。
物心ついたばっかのとき。
「…それこそ嘘でしょ」
「嘘じゃない。一目惚れで初恋だ」
一目惚れって……。初恋って……。
え、嘘……。
そんな前から?
「ほん……とに?」
「ほんとだ」
こんなに長い時間一緒にいてそれらしい行動全くなかったのに?
「………本当に…信じていいの?」
「当たり前だろ」
ベッドの端に腰かけて紘翔が言った。
「遅くないし」
紘翔が私のこと好きなんて思えるはずも無かったし。
「俺はずっと前から好きだったんだよ」
「ずっと前っていつよ」
ホントにいつから私のことなんて好きなのよ。
「お前と初めて会った時だ」
初めて会った時って……相当前でしょ?
私たちの両親が初めて私たちを合わせた時。
物心ついたばっかのとき。
「…それこそ嘘でしょ」
「嘘じゃない。一目惚れで初恋だ」
一目惚れって……。初恋って……。
え、嘘……。
そんな前から?
「ほん……とに?」
「ほんとだ」
こんなに長い時間一緒にいてそれらしい行動全くなかったのに?
「………本当に…信じていいの?」
「当たり前だろ」