電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
「まあ、あんまりマスコミは騒がなかったから無理もないよね。」
「それって何年前?」
「確か、10年前だったと思う。新聞記事も残されているから。それと、妖怪大図鑑も影響してるし。」
「由梨さんが言ってた妖怪大図鑑?」
「うん。妖怪は全部で2000種類以上発見されてる。」
「2000!!そんなに?」
「もしかしたら、美希のおじいちゃん、妖怪ファイルとか残してそうね。」
「それが駄目なの。おじいちゃんの妖怪ファイルとか電界につながっている世界とかも全部誰かに壊されたっていうのか。消されてしまったっていうのか。跡形も無くなってって。」
「と、なると怪しいのは市役所の係員ね。」
「なんで?」
「だって、市役所は昔のこととか隠して、極秘にしている。ってことは、電界には子供たちが知られてはいけない何かが、多く残されている。“ナゾ”って形で。」
「それって何年前?」
「確か、10年前だったと思う。新聞記事も残されているから。それと、妖怪大図鑑も影響してるし。」
「由梨さんが言ってた妖怪大図鑑?」
「うん。妖怪は全部で2000種類以上発見されてる。」
「2000!!そんなに?」
「もしかしたら、美希のおじいちゃん、妖怪ファイルとか残してそうね。」
「それが駄目なの。おじいちゃんの妖怪ファイルとか電界につながっている世界とかも全部誰かに壊されたっていうのか。消されてしまったっていうのか。跡形も無くなってって。」
「と、なると怪しいのは市役所の係員ね。」
「なんで?」
「だって、市役所は昔のこととか隠して、極秘にしている。ってことは、電界には子供たちが知られてはいけない何かが、多く残されている。“ナゾ”って形で。」