電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
すると、二人の体はビリビリ状態になり。動こうとしなかった。すると、二人の体にウィンドウが立ち上がり、〔100億デルタ負債を抱えました。〕と。
「これは?」
私は二人のそばに駆け寄る。そして、体に触れようとすると、自分の手もビリビリになった。でも、急に手を離したら、ビリビリ状態は治った。
「一体?」
「気をつけて。市役所の係員はいさかいもなく、ビームを撃ってくるから。」
智美ちゃんが私に続けていった。そして、智美ちゃんは話を続けた。
「リバリビーに撃たれた子供は100億デルタの負債を抱える。しかも、回数が増えていくにつれ、倍になっていく。さっき美希が見たように、1000億デルタはつまり…。?。」
智美ちゃんが止まった。
「つまり、10回も悪さをしたってこと。」
市役所の係員が言った。
「10回もですか?」
私は市役所の係員に聞いた。
< 198 / 322 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop