電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
「そんなに威張らなくても……。」と智美ちゃんが言うと、「えーー小4!?」
と、智美ちゃんと咲恵子さんは大きな声で言った。つまり、驚いたのだ。でも私は
「…驚くの、そこじゃないと思う」
と私は言った。
「なんで?」と、2人は言った。
「思い出したの。…私のいとこだって。」
「やっと思い出したか」
健太郎君が言うと、
「は? どういうこと? それじゃあ何、美希のいとこが誘拐犯!?」
智美ちゃんが言った。
私は幼いころの記憶がほとんどない。そのとき、私は思った。きっと、健太郎君が私の記憶を消してしまったのかもと……。廃棄工場にサビの嵐(あらし)が吹き荒れる。










To Be Continued.....

< 253 / 322 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop