電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
最近前向きに考えたいって思ってもなかなか難しいって私は思ってた。
でも、こうして考えてみると意外と変わるんだね。って私ちょっと出遅れてたのかな?
だた、私は何か起きないでほしいと心の中に強く思っていた。でも、何事もなかったかのように事件も起きず、家に無事帰る事が出来た。後で、咲恵子さんにお礼言わなきゃ。


入浴中。私は考えていた。
もし、私の体全体が電界に支配されていたらどうなんだろうって。人間でいられない環境ってどうなんだろうって。
「このまま平和な日々なんて過ごせないのかも…」って。


――――。私はそう言えば誕生日だった。お父さん、お母さんから祝ってもらい、お父さんからは最新型のピクチェというものをもらった。
なんか、お父さんの会社って先を行き過ぎている感じがする。私はまだ、全然って言っていいほど、電界は詳しくない。
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