電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
〔美希にあったら、伝えておくれ。〕
「うん。って美希側にいるけど。」
〔そうか、あと、お前さんとこの仲間、前に墓界に入っていたようじゃ。〕
「ありがとう。おばあちゃん。」
電話の相手と智美ちゃんの会話が終わった。私にはどんな話をしているか分からなかったけど。
「何話してたの?」
私は智美ちゃんに聞いてみた。
「バーチャルフォンが都合で明日届くみたいだって。」
「そうなんだ。」
「私も今日届くとばっかり思っていたから。」
私と智美ちゃんはそのまま私の家がある方へと歩いていた。2人で周りの風景を見ながら語り合っていた。その時だった。私がふと空き地の場所で男の子を見たのは。
「ねぇ。智美ちゃん。」
私はその空き地の前で立ち止まり智美ちゃんに言った。
「何?」
それを聞いて智美ちゃんも立ち止まり、私の方を見るように振り返った。
「うん。って美希側にいるけど。」
〔そうか、あと、お前さんとこの仲間、前に墓界に入っていたようじゃ。〕
「ありがとう。おばあちゃん。」
電話の相手と智美ちゃんの会話が終わった。私にはどんな話をしているか分からなかったけど。
「何話してたの?」
私は智美ちゃんに聞いてみた。
「バーチャルフォンが都合で明日届くみたいだって。」
「そうなんだ。」
「私も今日届くとばっかり思っていたから。」
私と智美ちゃんはそのまま私の家がある方へと歩いていた。2人で周りの風景を見ながら語り合っていた。その時だった。私がふと空き地の場所で男の子を見たのは。
「ねぇ。智美ちゃん。」
私はその空き地の前で立ち止まり智美ちゃんに言った。
「何?」
それを聞いて智美ちゃんも立ち止まり、私の方を見るように振り返った。