電界妖怪 〜ﾏｶﾌｼｷﾞ〜 ①

「だがな、１つだけこのバトルの裏が存在する。」
健太が言った。
「なんだよ。」
「フィールドをよく見てごらん。」
そう健太が言った。健輔もみんなもフィールドを見てみる。煙粉が消えていきガイナとハマロワの姿が見えてくる。
すると、健太のガイナはぴんぴんしている。しかし、健輔のハマロワは倒れていた。
「何でだよ！何でアイツのは無傷なんだよ」
健輔が怒る。
「ちょっと待て。もしかして」
忠がウィンドウを立ち上げバトルの結果を確かめていく。すると意外な結果に驚いた。
「これは！」
健太の方はＨＰを見ても減っていなくて、健輔の方はＨＰがあと１となっていた。
「なんだよ。これ！」
それを見た武志と宏泰も驚く。
「何でアイツの方は無傷なんだ？もしかして仕組んだ！とか？」
「いや、そんなはずはないだろう。なぁ忠。」
と、疑い始める武志と宏泰。すると、忠が、