電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
忠はそのままウィンドウを持ち、健輔の方へと歩いて言った。
「本当だ。」
ウィンドウのサイトにはそう書き込まれていた事を知らなかった健輔達。それを健太が、
「だからお前らはダメなんだよ。そんな規則的なルールも知らないでよく楽しんでるよな。」
と、言った。



「里美ちゃん。後ろに。」
私は言った。
「さっきの市役所の人!」
続けて里美ちゃんが言った。
「見てましたよ。全て。」
市役所の係員が言った。
「いつから?」
私は市役所の係員に聞いた。
「最初からです。あなた方があの男達を見ているところから。
『「見回りも大変だな。」係員が街をパトロールしているとさっき言いに来た女の子2人を見つけた。
「これは!」
』」
「うそ。」
里美ちゃんがア然した。私は言葉が出なかった。
やっぱり大人はすごいって私は関心していた。
「これからどうするの?」
里美ちゃんは思いきって言った。
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