電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
自信満々に言うとちょっと高かったんだぞ!何て言ってくるに違いないと私は思っていた。
「すごいだろう。安かったんだ。割引してもらってな。」
「え?いくら?」
ちょっと予想が違ったのが私には驚いたけど、気を取り直して話を続けた。
「6万8千円!!」
と、お父さんは自信満々に言った。うちのお父さんは自信満々に言うのがなんか知らないけど好きみたいだ。よくなんか自信満々に出来そうなことはすぐに自信満々に言ってくる。
「そうなんだ。500円の方が安いと思うけど。」
「美希は知らないんだな。」
「何が?」
「バーチャルフォンのことだよ。最近の子供は安いのが欲しがるのが流通だからね。」
「あの、お父さんは一体何が言いたいの?」
「500円のバーチャルフォンのコードネームはPJC−11。PJCは通話通信。つまり、電話と携帯サイトのみ。11は写真撮影だから、電話や携帯サイト以外の機能は写真だけとなるんだ。」
「すごいだろう。安かったんだ。割引してもらってな。」
「え?いくら?」
ちょっと予想が違ったのが私には驚いたけど、気を取り直して話を続けた。
「6万8千円!!」
と、お父さんは自信満々に言った。うちのお父さんは自信満々に言うのがなんか知らないけど好きみたいだ。よくなんか自信満々に出来そうなことはすぐに自信満々に言ってくる。
「そうなんだ。500円の方が安いと思うけど。」
「美希は知らないんだな。」
「何が?」
「バーチャルフォンのことだよ。最近の子供は安いのが欲しがるのが流通だからね。」
「あの、お父さんは一体何が言いたいの?」
「500円のバーチャルフォンのコードネームはPJC−11。PJCは通話通信。つまり、電話と携帯サイトのみ。11は写真撮影だから、電話や携帯サイト以外の機能は写真だけとなるんだ。」