駆け抜けた少女【完】



―――翌朝、早朝。



壬生浪士組は、難なく不逞浪士二名を捕捉した。



腕に覚えのある面子だったため、捕捉には時間もかからず怪我人も出なかった。



その後、不逞浪士二名を近藤と井上が大阪町奉行所へと身柄を運び、芹沢達は宿屋へと戻った。




そして、問題はその日の夕刻に起きた―――――







.
< 148 / 592 >

この作品をシェア

pagetop