阪本君と田中君
2章 遊戯
「阪本君」
田中の声が今日も冴えわたる今日この頃である。
「そうでーす、僕は阪本だよって何、田中」
やさしい感じから一変し急に切れだした。現代っ子みたく。
「な、何って阪本君が今日パ・チ・ン・コにつれってってくれるんだろ。今日俺のパチンコデビューさ。勝ちまくるぞうさん。パチンコだけに」
あたり一面寒くなった。
「あれ、阪本君突っ込まないの、ぞうさんだよ、ぱちんこだけに。おもしろいぞうーさん。はい、はい、はいはいぞうーさん、ぞうーさん、ぱーーちんこ似てるのよ。そうーね母ちゃんもすーきなのよんよん」
あたりがさらに冷たくなった。
「おまえ、黙れや、連れて行かんぞ。パチンコに」
阪本の顔が急に豹変した。
「ご、ごめん」
田中はずぐに謝った。
阪本は考えていた。やべーよ。俺パチンコなんか行ったことねーよ。パチンコってなんだ。なぜ、卑猥な文字が入っているんだよ。どういう遊びなんだ。パチンコということはセチンコっていうものもあるんじゃないかな。パリーグ、セリーグ見たいに。うんそうだ、そうに違いない。今日は阪本さえてる。
「知ってるかい、田中君、パチンコはね、二種類あるんだ」
「知ってるよそれぐらい、パチンコとスロットだろ」
田中が答えた瞬間阪本が田中のけつをけり上げた。
「ばっきゃやろう、違うわ、パチンコにはな、セチンコがあるんだよ。まぁ野球でいう、パリーグやセリーグ見たく。おまえ恥ずかしいわ。パチンコとパチスロ。笑われるぞ。あほか」
「ごめんよ、さすが阪本君物知りだね」
「ふん、まぁな、よかったな。知らずは一生の恥、聞くのは一時の恥ってか。今日は勉強しっかりしろよ。パチンコ博士にしてやるよ」
阪本はいつもの知ったかぶりを出し始めた。
「それから、まずパチンコ屋に入ったらしなくてはいけないことがある。分かるか」
阪本は田中に質問した。
田中の声が今日も冴えわたる今日この頃である。
「そうでーす、僕は阪本だよって何、田中」
やさしい感じから一変し急に切れだした。現代っ子みたく。
「な、何って阪本君が今日パ・チ・ン・コにつれってってくれるんだろ。今日俺のパチンコデビューさ。勝ちまくるぞうさん。パチンコだけに」
あたり一面寒くなった。
「あれ、阪本君突っ込まないの、ぞうさんだよ、ぱちんこだけに。おもしろいぞうーさん。はい、はい、はいはいぞうーさん、ぞうーさん、ぱーーちんこ似てるのよ。そうーね母ちゃんもすーきなのよんよん」
あたりがさらに冷たくなった。
「おまえ、黙れや、連れて行かんぞ。パチンコに」
阪本の顔が急に豹変した。
「ご、ごめん」
田中はずぐに謝った。
阪本は考えていた。やべーよ。俺パチンコなんか行ったことねーよ。パチンコってなんだ。なぜ、卑猥な文字が入っているんだよ。どういう遊びなんだ。パチンコということはセチンコっていうものもあるんじゃないかな。パリーグ、セリーグ見たいに。うんそうだ、そうに違いない。今日は阪本さえてる。
「知ってるかい、田中君、パチンコはね、二種類あるんだ」
「知ってるよそれぐらい、パチンコとスロットだろ」
田中が答えた瞬間阪本が田中のけつをけり上げた。
「ばっきゃやろう、違うわ、パチンコにはな、セチンコがあるんだよ。まぁ野球でいう、パリーグやセリーグ見たく。おまえ恥ずかしいわ。パチンコとパチスロ。笑われるぞ。あほか」
「ごめんよ、さすが阪本君物知りだね」
「ふん、まぁな、よかったな。知らずは一生の恥、聞くのは一時の恥ってか。今日は勉強しっかりしろよ。パチンコ博士にしてやるよ」
阪本はいつもの知ったかぶりを出し始めた。
「それから、まずパチンコ屋に入ったらしなくてはいけないことがある。分かるか」
阪本は田中に質問した。