運命
『あの人タイプかも。あっ!!窓際に1人で座ってる彼カッコイイよ。』


私は、食堂でお昼を食べずに男を見ていた。



『愛‥もう告白はしない!!って昨日言ってなかったっけ?』



私の態度に、桃花は呆れていた。


確かに昨日振られたのは事実‥。でも、落ち込んではいられない!!

だって、就活が始まる前に男を捕まえないと‥卒業するまで男が出来ないじゃん!!


それは嫌〜(泣)




『そうだよ。だから告白はしない!!プロポーズする事にした。』



『へっ!?』



『だからプロポーズ!!私ね、若いママになるの』




馬鹿馬鹿しい話だけど、今の愛は真剣だ。


『桃花、友人代表のスピーチお願いね』



愛の目は輝いていた。
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