運命
『何??‥愛』

聡は満足そうな笑みで私を見てくる。


嬉しかった。凄く凄く嬉しかった。でも、恥ずかしさも同時に込み上げてきたので


『もぅ~!!』

と言って私は下を向いて、聡を軽く叩いた。





『痛っ』


えっ?
『ごめん!!痛かった?軽くやったつもりだったのに‥』


私は聡を見つめると



チュッ

って、キスされた。



『嘘だよ(笑)』





私の身に何が起きたのか状況が理解できないでいると

『物足りないって顔してるからもう一回しちゃおっかな(笑)』


って言いながら聡の顔が近づいて来るのが分かった。




ちょ、ちょっと‥








ガチャ

『ストーップ!!』




誰かが勢いよく部屋に入ってきた。
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