好きだよをもう一度
四人は車で動物園へ向かった。

四人ともスウェットやジャージといった格好で人の目なんか気にしない。

動物園ではかなり浮いていた。

四人で回ったり、二人ずつに別れて回ったり･･･

お弁当作って持ってきて食べたいね〜なんて話したり周りからみればカップルのような冬真と愛華。

次第に二人でいるのが自然になってきたのだった。

そして四人は動物園を満喫してあとにした。

それから晩御飯にいき、四人は冬真と愛華、対面に悠と葉月で座った。

「疲れた〜けど楽しかったね。」

葉月が言うと、

「なんいよんぞー。俺なんか運転しとんやけんもっと疲れとるわい。まぁ楽しかったけんいいけど。」

と冬真が話しながら愛華にもたれかかってくる。

愛華はドキドキしていた。
気づけばくっつくのも当たり前になっていた。

そしてバイクの話になった時、愛華は思い切って言った。

「冬真、免許あるなら今度乗せてや。乗るん憧れなんよ。」

すると冬真は真顔で

「無理。俺の女しかのせんもん。」


愛華はショックをうけ、葉月と悠が話をかえる。

そして愛華も平気なふりをしてその話に入るとまたいつもの冬真に戻った。
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