妖魔03(R)〜星霜〜
失意
行方
俺は暗闇の中を逃げていた。
怖い。
後ろから、何かから追ってくるような気がしてならない。
必死に走った。
走った先に一つの光を見つける。
これで、安心できると思った。
光の下に辿り着いて、中腰になると人の靴が視界に映る。
上を見上げると、そこには忌み嫌う者が大きな剣を抱えていた。
忌み嫌う者の逆方向に逃げようとした。
でも、向いた先には本来の姿の妖魔達がじわじわと寄ってきている。
その中の見覚えのある妖魔から発せられた蔓が足に巻きつく。
俺はこかされると、忌み嫌う者が上から見下ろす。
奴は剣を今にも振り下ろそうとしている。
全てが悪夢だった。
怖くて、怖くて、怖すぎて、必死に叫んだ。
怖い。
後ろから、何かから追ってくるような気がしてならない。
必死に走った。
走った先に一つの光を見つける。
これで、安心できると思った。
光の下に辿り着いて、中腰になると人の靴が視界に映る。
上を見上げると、そこには忌み嫌う者が大きな剣を抱えていた。
忌み嫌う者の逆方向に逃げようとした。
でも、向いた先には本来の姿の妖魔達がじわじわと寄ってきている。
その中の見覚えのある妖魔から発せられた蔓が足に巻きつく。
俺はこかされると、忌み嫌う者が上から見下ろす。
奴は剣を今にも振り下ろそうとしている。
全てが悪夢だった。
怖くて、怖くて、怖すぎて、必死に叫んだ。