妖魔03(R)〜星霜〜
だから、何だというのだ。
あの能力がなければ、闘えないというわけでもない。
能力に頼る戦いも必要だが、根本的なところから改善しなければならない。
「少し、喉が渇いたのじゃ」
喋らせすぎたかもしれない。
「なら、俺が何か買ってくるよ」
「ワラワも行くぞえ」
「いいっていいって。龍姫には色々と教えてもらったしな」
俺は近くにあるコンビニへと向かっていった。
ポケットの中には財布が入っていたので、物は買える。
数分歩いた近所のコンビニ『ウーマロ』に辿り着く。
ウーマロにどんな意味があるのかはさっぱりである。
「どれにするか」
龍姫のイメージからしてお茶なのだが、子供っぽいところもあるしな。
コーラなんていう意外性をつくのもいいかもしれない。
「これも頼むのじゃ」
「ああ、解った」
隣から渡された紙パックのジュースを受け取った。
一瞬、龍姫にも思われたか、声に違和感を感じる。
隣を見ると、お吟さんが立っていた。
ちゃんとジャージを着ているようだ。
「着いて来てたのか」
「お前の見立てじゃ、まだまだ愛の汁が溢れてこないアル」
ジュースを選ぶだけでも、愛に満ち溢れてなければならないのか。
お吟さんの言っている事は明らかにおかしいんだけどな。
あの能力がなければ、闘えないというわけでもない。
能力に頼る戦いも必要だが、根本的なところから改善しなければならない。
「少し、喉が渇いたのじゃ」
喋らせすぎたかもしれない。
「なら、俺が何か買ってくるよ」
「ワラワも行くぞえ」
「いいっていいって。龍姫には色々と教えてもらったしな」
俺は近くにあるコンビニへと向かっていった。
ポケットの中には財布が入っていたので、物は買える。
数分歩いた近所のコンビニ『ウーマロ』に辿り着く。
ウーマロにどんな意味があるのかはさっぱりである。
「どれにするか」
龍姫のイメージからしてお茶なのだが、子供っぽいところもあるしな。
コーラなんていう意外性をつくのもいいかもしれない。
「これも頼むのじゃ」
「ああ、解った」
隣から渡された紙パックのジュースを受け取った。
一瞬、龍姫にも思われたか、声に違和感を感じる。
隣を見ると、お吟さんが立っていた。
ちゃんとジャージを着ているようだ。
「着いて来てたのか」
「お前の見立てじゃ、まだまだ愛の汁が溢れてこないアル」
ジュースを選ぶだけでも、愛に満ち溢れてなければならないのか。
お吟さんの言っている事は明らかにおかしいんだけどな。