この声を、君に


「心配して、わざわざ尋ねてきてくれてるのよ?美羽」


私は何も言えない…


『だから心配が迷惑だって言ってんの!何で分かんないの?お母さんには関係ない。早くお店に戻ってよ!』

「そぅ…」

お母さんは、小さく言うとお店に向かってリビングを出て言った…。



私は本当に最低だ。

分かってるのに止められない…



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