この声を、君に


風は無理に私に休めなんて言わない。私がやるって言ったらやらしてくれるし…
まあ私が頑固だからかもしれないけど…。



「ねぇ美羽」

着替えてたら風が話かけて来た。

首をかしげる。

「私、健と付き合ってるの」

顔を真っ赤にして言う風は、乙女になってた。


『良かったね』



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