この声を、君に


「遅いよ、恭子」

「ごめんごめん!」


4、5人の女たちが待ってた。

『…』

「えっと~喋れないんだっけ?じゃあ言うだけ言うね~」

そう言ってリーダーっぽい人が言う。


「あのさ、あんま気取らないでくれる?ちょっと可愛いくてモテるからって調子のりすぎ!」

「そーよ、こんなチビどこが良いわけ~」



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