この声を、君に



“ねぇ学校は?”

今さっき返事もらえなかったから、また聞いてみた。

「授業中」

ちらっと時計を見て答える諒さん。

“そうじゃなくて!”

ははーっと笑う諒さん。

「サボった」


学校あるのに、わざわざ来てくれた諒さん。とても嬉しかった。



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