この声を、君に


諒からの電話だった。



勝手に喋って勝手に切った諒…。な、何様?

って早く降りなきゃ!!



急いで降りたら、お母さんがリビングに居た。


「あら今日も遊びに行くの?」

私は頷いて玄関に向かった。後ろからは「いってらっしゃーい」明るいお母さんの声が聞こえた。



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