この声を、君に


「美羽ー!!!ごめん!」


そう言った風が勢いよく現れた。


「おはよ、山本」

「あ、おはよう藤木

って、まぢ美羽ごめん!」


『別に大丈夫。気にしないで!お父さんが送ってくれたから』

「そっか、良かった」



ガラガラガラー


「おはよーよし!集まってるな。適当に席に座れー」


先生がそう言ったから、藤木くんの横に私、その前の席に風が座った。



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