この声を、君に

『え…いや、あの…だって、まだ殴られてないし…』

「は?」

こ、怖っ…

『だから…「あー分かった分かった!言い訳いらん」


そう言いながら前を向く風。


お、怒っちゃった…


風の肩に手をかける

その瞬間
ガタン!!

スタスタとドアに向かう風。


…そんなに…怒る事?



< 75 / 368 >

この作品をシェア

pagetop