―続―きゅんきゅん同盟
■海の陸
陸が好き
透き通るような真っ青な空。
焼けた肌を、これでもか!ってくらいに私に見せ付ける。
もう・・・
きゅんきゅんが止まらないよ。
「まこ!!海、入らねーの?」
上に着ていたシャツを脱いだ陸は、爽やかな笑顔を向ける。
私は、初めて見る陸の海パン姿にもうメロメロだった。
陸って、黒が似合う。
ただの黒い海パンなのに、物凄くかっこいいんだよ。
「もしかして、水着になるの恥ずかしいの?」
陸は、なかなか上着を脱がない私の背中をツンツンと突っついて、ニヤニヤ笑う。
そして耳元で言うんだ。
「なぁ、もうハダカ見ちゃったんだから、恥ずかしがるなよ、まこ」
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