―続―きゅんきゅん同盟




「そろそろ、俺とレナは退散するよ」


「え、もう?」



私は、せっかく会えたのにもっと一緒にいたいと思った。




「行くとこあんだよ、俺達…… なぁ?」



龍之介のニヤニヤ顔を見て、私も陸もどこへ行くのかだいたいわかった。




さすが、高校生。


やっぱり、エッチなことって譲れないんだなって思った。



そう思うと、陸って……大人なんだよね。


もちろん、本音はわからないんだけど。




やっぱり我慢してくれてるのかな。


相手が年上だから、合わせようとしてくれてるのかな……




無理してないと良いんだけど。





< 27 / 54 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop