―続―きゅんきゅん同盟
「私も同じだよ。それが自然だと思う。だって、愛し合ってるんだもん」
ゴロンとうつ伏せになった陸が、私の手の甲にキスをした。
そっとキスをした後、唇で挟むようにキスをした。
「陸……」
吐息が漏れちゃいそうなくらい私は感じていた。
陸の熱い想いが伝わってくる。
「まこ。どうしていいかわかんねぇくらいに、まこのことしか考えられない」
私もだよって言いたいのに、言葉が出なかった。
手から伝わる陸の愛が、体中に染み渡り、心を満たしていく。
「帰りに……ホテル行きたい」
上目遣い。
かわいい陸の顔。
「うん。私も行きたい」