―続―きゅんきゅん同盟
教育実習を終えてから、陸はクラスのみんなに私との交際を発表してくれた。
何度か一緒に遊ぼうって生徒からも誘われた。
でも、みんなの前で陸と話すのことが恥ずかしくて、なかなか行く勇気が出なかった。
唯一、龍之介とは陸の家で何度か一緒に御飯を食べたりしていた。
いろいろあった私とレナも、今なら女同士いい関係になれそうな気がした。
陸を好きだったレナは、自分を想ってくれる身近な存在に気付いた。
そして、龍之介と付き合い始めたんだ。
「あいつら来るまでに、キスしよっか」
海の中では私の体は陸次第。
完全に自由を奪われた私の体は、陸の両足に挟まれていた。