三女の日常
私はそういうと、冬の部屋から出て行った。
全く、冬の味音痴にも困った物だ。
「あっ、そうだ。」
おもわず、口に出した、私は閃いた。お姉様方に味見をしてもらおうと。
私はまず、夏姉様のところに向かった。
夏姉様は、モデル、アイドル、声優で活躍しています。ショートヘア、
スレンダーなBODY、平等院家の次女である。
「夏姉様、部屋に入りますよ。」
「どうぞー。」
私は、夏姉様の部屋に入った。
なんということだ、ラベンダーの香り、これがアダルトな世界いやメルヘンワールドか。
頭がくらくらする。
「どうしたの、秋」
私は夏姉様の声で気がついた。
おっといけない、あやうく、メルヘンワールドから帰ってこれなくなるところだった。
「夏姉様、これ食べてください。」
私はお菓子を差し出した。
「いただきます。」
パクっ
夏姉様がお菓子を食べた。
「これは、秋が作ったの?」
「はい、死ぬ覚悟で作りました。おいしいですか?夏姉様」
「・・・・・ど、独創的な味だね。」
夏姉様は額に汗をかきながら笑顔で答えた。
「よかった。どんどん食べてくださいね。」
「・・・・うん。ところでこのお菓子は春姉さんとか冬は食べたの?」
「ええとですね。冬は食べたよ。春姉様はまだですけど。」
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